ブレスコントロール・トレーニング2


今回は、息で山や谷を作ってみましょう!座った姿勢で行いますが、あまり背筋をピンと伸ばしすぎないように少し上半身を前に倒して行うと、腹式呼吸がわかりやすくなります。

READY

メトロノームを60に設定。秒針音が聞こえる時計やスマホのアプリでも代用可。

FORM

椅子に浅く腰掛ける。背筋を自然に伸ばし、上半身を斜め前方に倒す。

<STEP3-息で山や谷を作ってみましょう!>

HOW TO①クレッシェンド(段々大きく)

1.メトロノームのカウント4つ(4秒)で鼻から息を吸う。
2.2カウント息を止める。
3.6カウントかけて徐々に息を吐く。口から息を吐く時、カウントの1つ目は最小量からスタート。息の量を多くし、カウント6を最大量にして息を吐ききる。


HOW TO②ディクレッシェンド(段々小さく)

1.メトロノームのカウント4つ(4秒)で鼻から息を吸う。
2.2カウント息を止める。
3.6カウントかけて徐々に息を吐く。口から息を吐く時、カウント1を最大量からスタート。息の量を少なくし、カウント6を最小量にして息を吐ききる。

POINT!

カウント1で強い息を放った後、すぐに息の量を少なくせず、徐々に少なくすること。


HOW TO③上記①と②を組み合わせて、息で山を作る。

1.メトロノームのカウント4つ(4秒)で鼻から息を吸う。
2.2カウント息を止める。
3.6カウントかけて口から息を吐く。カウント1は最小量からスタート。
カウント3から4で、息を最大量(山の頂上)と吐き、
カウント6で最小量にして吐ききる。

POINT!

カウント4を過ぎると、息を吐く量が一気に落ちますが、カウント6までしっかりと息を保持しましょう。


HOW TO④上記②と①を組み合わせて、息で谷を作る。

1.メトロノームのカウント4つ(4秒)で鼻から息を吸う。
2.2カウント息を止める。
3.6カウントかけて口から息を吐く。カウント1は最大量からスタート。
カウント3から4が最小量、
カウント6にかけて最大量で吐ききる。

POINT!

最大量と最小量の差が、できるだけはっきりとわかるように行いましょう。


これらのトレーニングを繰り返し行うと、喉を傷めることなく、声量をアップすることができます。時々「声量がないので、できるだけ大声で歌っています! 」という声を耳にしますが、間違った方法で、大声で歌い続けると声帯を傷めることになりかねません。例えて言うならば、大好きなスポーツチームのゲーム観戦に行き、大声で応援をしすぎて声をからすようなもの。

また、歌う身体を作るためだけではなく、腹式呼吸は、精神的なイライラや不安を少なくし、気持ちが穏やかに安定し、さらには安眠効果もあると聞きます。おやすみ前に、リラックスした状態で腹式呼吸をされるのも良いですね。


ASAMI

投稿者: ASAMI

-Voice Trainer/Gospel Director- ゴスペル指導歴13年。亀渕友香&The Voices Of JapanにてGospel活動を始める。幕張ホテルニューオータニ、Four Seasons Hotelクリスマスディナーショー、表参道ヒルズなどに出演。NHK文化センター、産経学園等講師。好きな食べ物は、京都の和菓子。

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